fumi’s blog

プログラミングやITなどの雑記

みずほ証券のシステム障害から学ぶ設定ミスの恐ろしさ

6月22日から、みずほ証券にてシステム障害が発生した。

www.nikkei.com

www.itmedia.co.jp

詳しい原因は公表されていないが、人為的ミスによりネットワーク障害が発生。約1万件の売買注文が適切に処理されなかったと公表されている。

規模は全然違うが、私自身も仕事で何度か設定ミスにより正しく処理が動かないといった障害を経験している。

障害が発生した場合は、お客様の業務最優先で復旧作業に取り掛かる。

原因がすぐに判明しなければ徹夜で復旧もしなくてはいけないし、 復旧したとしても処理が正常に動作するか見守る必要だってある。

復旧作業が完了したら、お客様および上司から原因追求および再発防止策の追求が待っている。

今回のみずほ証券のように大規模なシステムで人為的ミスで障害を発生させた場合は、恐ろしくて考えたくもない。

実際に私自身 、金融業界のシステムを担当したことは無いが、 システム担当者がお客様に呼ばれ、重役クラスから徹底的に原因追求をされると聞いたことがある。

かなりメンタルがやられることもあり、休職した担当者もいたと聞いた。

本番環境で設定変更作業を行う時は、 必ずチェックリストを用意し、最低2人以上で設定変更を行う。

ただ、人間が変更作業を行なっている以上、ミスが発生する可能性は0ではない。

例えば、小文字のl「エル」と大文字のI「アイ」と、 人間の目では同じように見えてしまい問題ないと判断したとする。

機会的には全く別の文字列であると判断されるため、 処理は動かなくなってしまう。 当然、大規模なシステムになればなるほど、影響範囲は膨大になる。

また、今回みずほ証券で発生した障害は、原因特定から復旧まで数日間 を要しており、利用者の信頼が失墜していると記載している記事も見受けられた。

大げさな例かもしれないが、たった1文字違うだけでもシステムは、 動かなくなり、会社全体の信頼を大きく落とすことに繋がることもある。

【MAC】Xcodeを使ったC言語の開発環境の手順と実行方法について

大学の講義の復習や独学でC言語を勉強するときに、 MacXcodeがあれば簡単にC言語を動かすための環境が作れます。

今回は、Mac環境でXcodeを使ったC言語の開発環境構築について 書いていきます。

環境構築に必要なもの

MacOS(OS X 10.11.5以降)

・ディスク空き容量5GB以上

Apple ID

Xcodeとは

Xcodeは、Apple公式のApple製品アプリ開発ツールです。

iphoneipadアプリもXcodeを使って作成されています。

なぜXcodeC言語の実行ができるのか

XcodeMacへインストールするときに、C言語が動作するために 必要な機能もインストールしてくれます。

個別に機能をインストールなど難しいことは不要です♪

Xcodeのインストール

Xcodeitunesストアから無料でインストールできます。

Xcodeと検索するとすぐ見つかりますよ♪ f:id:fumi025:20180625213340p:plain

C言語で「Hello World!」を表示してみよう

C言語で「Hello World!」を表示すると下記のようになります。 f:id:fumi025:20180625214305p:plain

ここから「Hello World」と書くための準備をしていきましょう。

Xcodeを起動すると下記のような画面が表示されますので、

「Create a new xcode Project」をクリックします。

f:id:fumi025:20180625214636p:plain

次に、macOSを選択し、 「Command Line Tool」をクリックします。

「Next」をクリックします。 f:id:fumi025:20180625214839p:plain

次に、プログラム作成者についての情報を入力します。

下記項目を入力します。

・Product Name : プログラム名

 今回は、「Hello_World」という名前にしました。

・Organization Identifier : アプリ作成者のID

 今回は、「jp.helloworld」としました。  

・Language : プログラミング言語

 「C」を選択します。

必要な情報の入力ができたら、「Next」をクリックします。 f:id:fumi025:20180625215835p:plain

最後に、ファイルの作成先を選択します。

作成先が決まったら「Create」をクリックします。 f:id:fumi025:20180625220221p:plain

ファイルの作成が完了すると、下記画像のような画面が表示されます。

この画面がプログラムを編集する画面になります。 f:id:fumi025:20180625220446p:plain

Xcodeで新規プロジェクトを作成すると、

自動的にHello World!」と表示するプログラムが書かれています。

printf("Hello, World!\n");

と記載されている行がありますよね。

これは、「Hello Wolrd!」という文字を表示してくださいと 指示する命令を表しています。

プログラムを実行してみましょう。

プログラムを実行する時は、メニューから「Pruduct」を選択し、

「Run」をクリックします。(※⌘+Rでも実行できます。)

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実行結果を見てみましょう。 プログラムに記載されているとおり、

「Hello, World!」

と表示されました。 f:id:fumi025:20180625214305p:plain

以上で、Mac環境でC言語の開発環境構築は完了になります。

Cの絵本 第2版 C言語が好きになる新しい9つの扉